「浦安ユースオーケストラ 第9回定期演奏会」を終えて
春のうららかな日ざしが心地よいこの日、浦安ユースオーケストラの団員たちは晴れの舞台を迎えました。
1年間の練習の成果を存分に発揮し、ご来場の皆さまとともに音楽を楽しんだ団員たち。
それは他では得難いとても素敵な体験でした。
そしてそこにはトレーナーの方々、事務局の方々、浦安シティオーケストラの皆さま、文化会館のスタッフの方々等、本当に多くの人たちの支えがありました。

今回は、この素晴らしい「浦安ユースオーケストラ 第9回定期演奏会」の様子をお伝えいたします!
ゲネプロ
ゲネプロ開始です!
午前9時半。

浦安文化会館大ホールに団員たち、そしてトレーナーの方々、関係者の方々が集まりました。
本番の服を着た団員たちはキリっとかっこいいです!
「いつも定期演奏会の前日は心配で眠れないんですけど、昨日の夜は楽しみで眠れませんでした!」
と青木トレーナー。

澤田トレーナーから団員たちに、今日の進行について詳しく伝えられます。
いよいよ本番が近いことを実感します。

今日指揮をしてくれる浦部雪先生が入場し、いよいよ本番さながらのゲネプロがスタートします。

澤田トレーナーが、袖にいる団員たちに進行を伝えます。
応援に駆けつけてくれた指揮者の石川裕也先生も、客席から団員たちにアドバイスをしてくれました!
頼もしい限りです!

「2曲目の最後7小節だけいきましょう」
「ばっちりです!」
ゲネプロを通して、ますます本番への期待が膨らみます!
ロービーコンサート
開演前のロビーコンサートの様子です。

今回初めてのこの企画に感動してくださったお客様がとても多く、団員および関係者は「これからもやろう!」という気持ちになりました!


ホワイエに響く弦楽器や管楽器の音色は本当に美しく、多くの方が聴き入っていました。
最後の曲はフラッシュモブ形式での演奏でした。


少しずつ団員たちが集まり、素敵な演奏を披露しました。

初の試みであるロビーコンサートはとても好評のうちに終わりました。
次回を楽しみにしたいと思います!
本番
いよいよ本番です。
舞台袖ギャラリーです。
写真が下手で、また一部の方のみの撮影ですいません!





本番はもうすぐです!
出演者の皆さま、よろしくお願いします♪
本番が始まりました。
演奏にさきがけ、浦安市教育員会、教育長の船橋紀美江様がご挨拶をしてくださいました。

教育長は会場の皆さまに
「この演奏会を開催できるのも、樋野団長をはじめ、オーケストラの保護者の方々のご尽力と感謝申し上げます」
と述べられ、私たち浦安ユースオーケストラが弦楽器体験会や地域のボランティア活動を行っていること、また、この定期演奏会が1年間の集大成であることを紹介してくださいました。
船橋教育長、ありがとうございました!
こうして本番が始まりました。

団員による曲の紹介があり、いよいよ1曲目のスタートです!

最初の曲は『「軽騎兵」序曲/スッペ』です。

あまりの迫力に、聴いているこちらも心躍ります。
多くの人が耳にしたことのある”あの曲”を、生演奏でしか味わえない迫力でお楽しみいただけたのではと思います。
オーケストラというものの素晴らしさを、心から感じます!
続いては『ディズニー音楽より「ライオンキング」メドレー』です。

団員により、この曲が太陽煌めくアフリカの大地を舞台に「サークルオブライフ」をテーマとして繰り広げられた壮大なミュージカルであること、開幕とともにライオンキングは空前のブームを巻き起こし、世界最大の演劇賞「トニー賞」の中で最優秀ミュージカル賞を受賞したことが伝えられました。

雄大な大地を感じさせる演奏です。
管の温かみのある音と、美しく流れるようなバイオリンの音色に感動したあとは、軽快な打楽器とちょっとコミカルなメロディ。続くせつない調べ。すぐにそれを忘れさせるような楽しいメロディ。最後は草原を駆け回る野生動物を思わせる演奏となり、そして素晴らしいフィニッシュです!いろいろな表情をもつ「ライオンキングメドレー」は、とても楽しい曲でした!
続いての曲は『喜びの歌/ベートーベン』です。

団員から、今回の喜びの歌は、本来オーケストラの曲であるところを弦楽器だけで編成したメンバーで演奏すること、また、ファーストバイオリンを担当しているのはそのほとんどが初心者であることが伝えられました。
「がんばって弾くので、ぜひ楽しんでお聴きください!」

コントラバスとチェロが低く響くところから始まり、そこにやさしいビオラが重なります。美しいバイオリンの高音が加わると、弦楽器のすべてが揃った荘厳な調べとなりました。息も合っています。この曲は、前日に行われたゲネプロで何度も練習を重ねた曲です。弦だけで奏でる「喜びの歌」。とても素敵でした!

休憩をはさみ、第2部のスタートです。
第2部の最初の曲は、『チェロ協奏曲第1番より第1楽章/ハイドン 独奏 丸山朋文』です。

古典の巨匠であるハイドンが1760年代に作曲したこの曲を、丸山先生の卓越した技巧でお届けすることが団員から伝えられました。

丸山トレーナーの素晴らしい演奏です。


それを支え、ときに主役ともなる団員たちの演奏の精度もかなり高く、心地よく安心して聴くことができました。
団員たちの、丸山トレーナーの演奏を遮ることのない適切な音量と、正しい音程、とても素晴らしかったです!

そして繰り返しになりますが、今回の丸山朋文トレーナーの演奏はあまりに素晴らしく、聴いた人の胸をどれほど打っただろう!と思います。
プログラム最後の曲は、『バレエ音楽「眠れる森の美女」組曲/チャイコフスキー』です。

団員により、この曲がバレエ音楽として1889年に作曲されたこと、その物語は呪いによって100年眠り続けた姫と、その姫を救う王子の愛の物語であることが伝えられました。

管、弦、打楽器でいっせいに始まるこの曲。迫力満点です。続く優しい旋律、ハープの美しい調べ。いろいろな表情をあわせもっています。管楽器の旋律を弦楽器が刻み、すべての音色が一体となって私たちに迫ってきます。オーケストラならではの聴きごたえのある曲でした!

そして難しいこの曲を団員たちが立派に演奏したことが、なにより素晴らしいことでした。

こうしてプログラムの曲がすべて終わり、会場からは大きな拍手をいただきました。
そこでバイオリンの団員が・・・
「盛大な拍手をいただいたので、アンコールという形で演奏させていただいてよろしいでしょうか?」
団員のこの謙虚な感じ、好きです(笑)。

またまた大きな拍手をいただきました!
「最後の『小さな世界』は全力で楽しんで演奏したいと思います。皆さん手拍子をしながら参加していただけるとうれしいです」
すると団員たちがなぜか舞台袖に入っていってしまいます。

そして戻ってくると、ちゃんとカチューシャを被っていました♪

そして可愛いカチューシャを被った浦部先生に感謝の花束が団員より手渡され・・・
『小さな世界』が始まりました。

浦部先生、そして団員たちがディズニーランドを思わせる楽しい演奏を皆さまにお届けします。
会場からは手拍子が響き、大ホールはとてもハッピーな空間となりました!

最後にトレーナーの方々に団員から感謝の花束が贈られ、会場はあたたかい空気に包まれました。
本来ならここで幕を閉じるはずの定期演奏会ですが、今回は特別にもう一曲演奏することになっていました。
団長から会場の皆さまへ、メッセージが伝えられます。

「浦安ユースオーケストラは発足して10年になりますが、発足当時から事務局長をしていただいていた上野実千代様が今年の1月に亡くなられました。浦安市で子どものオーケストラを作りたいというという話があり、青木先生や丸山先生、橋本先生に演奏面でご協力をお願いし、活動の立ち上げについてはご紹介いただいた上野様にお願いましたところ、二つ返事でご承諾いただきました。上野様には地域のイベントや施設でのイベントなども数多くご紹介いただきました。体調がすぐれなくなった後もメールでご指示をいただいたりしていまして、上野様は今日の演奏会も楽しみにしていました。丸山先生のハイドンも聴きたかったと思います。ロビーコンサートは今日初めての試みでしたが、こちらは団員が自主的に参加して行ったものです。この演奏会を見て、聴いていただいた皆さまに、最後に上野様がお好きだった『威風堂々』を演奏します。演奏が終わりましたら、ユースではなく、上野様に盛大な拍手をお願いいたします」
この瞬間、浦安ユースオーケストラに関わる全ての人々の胸にさまざまな思いが込み上げてきたことと思います。
上野様の優しさや妥協のない活動への関わり方をあらためて思い出し、こらえきれない哀惜を感じました。
「どうか上野様にこの演奏が届きますように」
そんな気持ちで、団員たちは心をひとつに演奏に臨んだことと思います。


そしてその演奏は言うまでもなく素晴らしいもので、演奏が終わると、『上野さん~』というお声が会場から響きました。

こうして最後の演奏が終わり、「浦安ユースオーケストラ 第9回定期演奏会」は幕を閉じました。
ご来場いただきました皆さまには、この場をかりて心よりお礼を申し上げます。
次回の演奏会にもぜひ足を運んでいただけたらうれしいです。
これからもあたたかい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
レセプション
レセプションのはじまりです!
まずは樋野団長よりご挨拶です。

「皆さんお疲れさまでした。ロビコン(ロビーコンサート)、すごく評判でした!みなさんのはじめての企画で好評だったので、また機会があったらやっていきたいと思います。室内楽の演奏もこれからできたらいいですね!」
続いて、指揮の浦部雪先生です!

「お疲れさまでした!きょうはいい本番になったな、と思って振っていました。実は今日2回くらい泣きそうになったんですけど、それは残念ながら本番ではなく(笑)、ロビコンんだったんですね。木管の3重奏で、『あ、これ以上音が増えたら泣いちゃう、もう無理だよ、トランペットが増えたりしたら・・・』と思いましたが、そこで終わってくれてよかったです(笑)。オケの本番はとても良かったです。感動しながら振っていました。本番では私たちができうる一番いい演奏ができたと思いますし、満足しています。そしていろいろな方々のご協力のおかげでこの日を迎えられたと強く実感しています。また機会があったらご一緒しましょう。もしこのオケでなくても、どこかでご一緒できたらと思います。お世話になりました。ありがとうございました!」
練習でお世話になった、指揮者の石川裕也先生です!

「お疲れさまでした!今日は皆さんの演奏を客席から聞かせていただきました。僕もお客さんの1人ではあるんですけど、演奏に集中していましたし、演奏会が終わって皆さんがご家族と『こうだったね!』と話しているのをみて、本当にいい演奏会になったなと思います。僕はロビーコンサートだけでなく、定期演奏会でも泣きそうになりましたよ(笑)。そしてこのいい演奏会を作り上げるために見えないところで動いてくださったいろんな方々、サポートしてくださった方々がいらっしゃいます。皆さんはもしかしたらまだよくわからないかもしれませんが、支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れないでくださいね!今日はお疲れさまでした!」
チェロの丸山朋文トレーナーです!

「皆さんお疲れさまでした。今回のコンサートでもいろいろな方への感謝の気持ちがありますよね。お父さん、お母さん、事務局の方、サポートしてくださった方々に感謝を口に出した方がいいですね。そうしないと、我々は忘れてしまうことがありますので。僕にとってハイドンコンチェルトは、十八番というほどではないんですが、すごく好きな曲なんですね。その思い入れのある曲を皆さんと演奏できて、感動的でした。そして皆さん一人ひとりの音が後ろから聞こえました。あの曲は対話する部分が多いので、ユースの皆さんとの対話が面白かったです。ユースの皆さんとこの曲を一緒にできたということが思い出になりました。いい思いをしてすいません(笑)。ありがとうございます。本編のほうも、楽しく演奏できていましたね。そして上野さんがユースの10周年目にハイドンを聴きたいとおっしゃっていたのが、すごく心に残っています。また、演奏会が終わった後、樋野さんがホワイエの階段を上がっていくこの画角ですね!毎回定期演奏会が始まって、ここで終わるのを見ていますけれど、いいですね!この時間がユースの絆かなと思います。定期演奏会のモチベはここにあるかなと(笑)。普段の練習でも、この充実感、終わった後の気持ちよさを思い出してくれたらうれしいですね。今日はお疲れさまでした!」
バイオリンの青木玲子トレーナーです!

「皆さんお疲れさまでした!ロビーコンサートでは涙が出てきそうで、本当は泣きたくないけれど、泣きたくなってしまいました。今日の演奏会は特別でしたし、皆さん本当にいい演奏をしてくれました。今日初めて定期演奏会に出た子たちも頑張ってくれましたよね!感想を聞かせてください!」
すると
「疲れたけど、楽しかった!」と、今日初めて定期演奏会に出演した団員が。
ホワイエがあたたかい空気に包まれました。
「今日は音楽の力を感じました。音を楽しむと書いて音楽と言いますが、音楽にはもっともっと違う力があるとあらためて感じます。今日で休団になる子とも、音楽をやっていればいつかまた会えるかな、と思っています。今日はお疲れさまでした!」
バイオリン、ビオラの澤田香萌トレーナーです!

「お疲れさまでした~!お前の声聞き飽きた、くらい今日はしゃべったと思うんですけれど(笑)、先ほど先生方から皆さんに、感謝の気持ちをという言葉があったと思うんですが、私はユースの2年目から先生として携わらせていただいています。そのときはまだ学生でしたから、みんなと一緒にリボンをして弾いている、というちょっとシュールな状態でした。それを去年くらいまでやっていて、今年は年だからもういいいかなって、黒にしました。亡くなられた上野さんをご存じない方もいるかもしれませんが、私はユースを立ち上げてまだ日が浅いときから携わらせていいただいていて、当時はトレーナー陣の中で一番年下でした。当時は年下なのに図々しく、あれはこうした方がいいんじゃないか、こんなことは子どもたちにまかせてもできると思う、とか、この順番は違う、ということを本当にたてつくようにたくさん言いました。やっぱり図々しかったし、若かったなと思います。でもそういう私なんかの意見に大人の皆さんは耳を傾けてくれて、試行錯誤して、やっぱりみんながのびのびと活動できる場所にしよう、ということになりました。こういうことを経験させていただいて、私もこのユースですごく成長させてもらったな、という気持ちがとってもあります。そして今では年下の方が先生としてユースに入られてきていますが、10年たてば年もとるわけです(笑)。こうして立場が変わって思うことは、みんな多分いろいろな人に今日感謝したいという気持ちが出てきたと思います。その気持ちを事務局の方や先生たちにありがとうと伝えられることが私にとってとてもうれしいことなんですけれど、私が一番うれしいと思うのは、そうやってユースで勉強したことを、皆さんが後輩に経験させてあげることです。今日1年目の子たちにはまだわからないことだと思うけど、年上のお兄さん、お姉さんが声をかけてくれたことがあったと思います。それを自分が年を重ねていったら、入ってきた子たちにしてあげる、そうやってユースがみんな成長していけたらと私は願っています」

「音楽って、言葉も年齢も関係なくみんながつながれるとっても大事なツールです。ただ本気で向き合ってみるとすごくエネルギーが必要なことで、心を病んでしまうときも多分あります。私が今日舞台で弾いていて思ったのが、いい年をした大人がつい本気になって演奏したくなるような力を、みんながもっているということです。本当にすごいです。もしかしたら音程がうまくとれない、ぜんぜん弾けなかった、と思っている子もいるかもしれないけど、この演奏会のために1年間練習してきて、舞台に上がってみんなで気持ちをひとつにして演奏しようっていう、そういう気持ちが何よりも宝物です。ぜひ今日学んだこと、学校では決し学べないこと、机の上では学べないこと、そういう全身全霊で学んだことを、ずっと心に抱いて生きていってください。今日でお別れの人もいると思いますが、また会いましょう!ありがとうございました!」
バイオリンの伊勢田咲子先生です!

「皆さんお疲れさまでした!今日の演奏会では心に響く音がたくさんあって、とても良かったと思います!みんなで仲良く時間を守れたのもとてもいいことで、そういういいところをこれからも伸ばしていっていただけたらと思います。そしてホールのようなところだと姿勢が悪いことが目立ってしまうのですが、保護者の方が撮ってくれた動画などで、キレイな姿勢の人はどんな姿勢で弾いているのかな?と確認してみるのがいいと思います。そして4月から、また新しい曲で頑張りましょう!お疲れさまでした!」
コントラバスの橋本慎一トレーナーです!

「何をしゃべればいいかわからないよ(笑)。とりあえず、お疲れさまでした!今日はなんかちょっと難しい曲が多かったので、正直『眠れる森の美女』は大丈夫かなと思っていましたが、ふたを開けてみたらね、ちゃんと通っていて。そういうレベルで難しい曲だったんですが、それをちゃんとやり遂げたっていうことを本当にみんな誇ってほしいなと思います。ところで今『浦安ユースオーケストラ』で検索すると、1ページ目にうちの団がひっかかっるんですね。そういう団というのは実は多くないんです。こうやって浦安で、このユースで演奏できるということは、とてもいいことです。上野さんなど立ち上げメンバーが、ぼくも立ち上げメンバーですが(笑)、ちょっと上の人に『こういうことがやりたい』と話して、それを通してもらってはじめてこういう団が生まれるんですね。ですからこの団に入れたことがまず本当に良かったなと思ってほしいと思います。そしてできれば皆さんにそれをつなげてほしいです。当然ですが皆さんは1年ずつ年をとります。どう頑張っても1年ずつ年をとります。だからいつか退団するときがくるとは思うんですが、その時にこの団が良かった、ということが次の世代に、世代というとみんなまだピンとこないと思いますが、伝わればいいと思うんです。音楽の歴史というか、流れというか、その中に今皆さんがいる状態なので、やっぱりそういう音楽の良さというものをできれば次の世代につないでほしい。それが一応、音楽家としての僕の要望です。お願いします。そうすると、上野さんが頑張ってくれたこの団体が存続するわけです。次につながるわけですね。できればみんなその気持ちを汲んで、これからも頑張ってほしいと思います」

「演奏はすごく良かったです。毎回同じことをいいますけど、本番に強い(笑)。本当に。で、本番に強いのは、本番に対する気持ちがあるからだと思うんです。だからみんなはもともと音楽に気持ちを持てる人だと思うんです。だから日頃からね、ちゃんと(笑)。練習ね!シティさんが先に来ちゃダメだよね、とかね。本番の時だけその気持ちをだすのではなく、日ごろから出して頑張りましょう!お疲れさまでした!」
ここで部長の平野くんが登場しました!
今回の定期演奏会は予定がありどうしても出演できなかったのですが、挨拶にかけつけてくれました!

「今日は出演できず、演奏は何も聴いていないけれど(笑)、お疲れさまでした!全く聴いていないし、知らないのですが、先生方が『良かった』とおっしゃっていることで演奏会の様子がわかりました。僕も来年が最後なので、来年は定期演奏会などを頑張りたいなと思います。皆さんも今日はこの余韻に浸って、来年度からまた頑張りましょう!そしてここであらためて『ありがとうございました』といわなければいけない人たちがたくさんいます。普段見えないところで支えてくれている方々に日頃の感謝の気持ちを含めて『ありがとう』を言いましょう」

今日のような定期演奏会の際はもちろんのこと、日ごろから浦安ユースオーケストラの活動を支えてくれている事務局の方々に、団員たちから感謝の気持ちが伝えられました。
「ありがとうございます!」
浦安ユースオーケストラは、その活動を多方面で支えているたくさんの大人たちによって成り立っています。
あらためて、そのご厚意とご尽力に感謝したいと思います!
ここで、今回で卒団する団員から挨拶です!
バイオリンの団員と、ビオラの団員です。
卒団するのは残念ですが、またいつか戻ってきてくれたら、と願わずにはいられません。
これまで本当にお疲れさまでした!
バイオリンの団員です。

「僕は高1の夏からユースに入ったんですが、そのときコロナが流行っていて、人がほとんどいない、みたいなところで演奏会をやったりしたんですけど、今日はめっちゃ人がいて、『ブラボー』という人がいて、やっぱり音楽ってすごいんだなと思いました。ユースではボランティアなどにも参加して、とても楽しかったです。ありがとうございます」
そして、青木トレーナーのオファーを受け、いつもボランティアでやってくれている恒例の「バイオリンクイズ」を披露してくれました!バッグにはきちんと「クイズの紙」が入っていました!(笑)
持ち歩いてくれているんですね♪

「バイオリンクイズです。バイオリンを表している感じは次のうちのどれでしょう」
「1・風琴、2・堤琴、3・洋琴」
すると、3の「洋琴」に多く手があがりました!
しかし・・・
正解は「2の堤琴です!」
あれ~!?という空気がホワイエに!
音楽に携わっていても知らないことは・・・ありますね!
続いて、ビオラの団員から挨拶です!

「僕は小学校4年生からいて、1回高校受験でやめたのですが、戻ってきて今回やめることになります。戻ってきます、と言って戻ってこなかったら嘘つきになっちゃうのでやめるんですけど、音楽をやめるわけではなくて音楽は続けますし、高校生の僕が言うのもなんなんですけど、高校に行って音楽で出会う人が僕も増えたし、こうして音楽を続けていたらまた会えるのかなという気はします。で、またもしかしたら戻ってくるかもしれないし、その時は『あのスピーチなんだよ』となるのですが、多分ユース以外のところでもボランティアとか、いろんなところで出会えることがあると思うので、また一緒にやりたいと思います。そしてやめる僕が言うのも、なのですが、ビオラが0人になってしまってどうするの?というのがあります。ですのでもっと団員を増やしましょう!(笑)ありがとうございました!」
最後に団員たちにお菓子が配られ、レセプションが終了しました。
団員たちはそれぞれにあたたかい想いを胸に、帰途についたことと思います。
私たち浦安ユースオーケストラは、これからも地域の皆さまとともに成長し、素敵な音楽を皆さまにお届けいたします。
引き続きあたたかい応援を、どうぞよろしくお願いいたします!
番外編
素敵で貴重なマエストロの2ショットです!

ありがとうございました!
出演者とご来場者さまとのひととき。
本日はありがとうございました!
