8/23(金)舞浜倶楽部でボランティア演奏を行いました!
夏の暑い日差しが照り付けるこの日、浦安ユースオーケストラの有志が市内のご高齢者の施設「舞浜倶楽部 浦安フォーラム」でボランティア演奏を行いました。
浦安ユースオーケストラ/「弦楽器コンサート」です!
今回はこの日の様子をお伝えいたします!
リハーサル
出演の1時間前に団員たちが舞浜俱楽部に集まりました。
暑い中、自転車で来た団員も。
舞浜倶楽部の職員の方がお茶を出してくださいました!
本番に向けての最終確認です。
本番の流れや曲目に関する注意などが青木トレーナーから伝えられます。
初めての高齢者施設での演奏です。
皆さまに喜んでいただけたらと願います。
本番スタート!
いよいよ本番です。
最初の曲はアニメ鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」です。
曲が終わり・・・
「短い時間ですが、一緒に歌ったり、演奏を聴いていただいたりして、楽しい時間を過ごしていただけたらと思います」
団員から挨拶があり、
「次の曲は『ディベルティメント』です。ディベルティメントはイタリア語で軽快な、という意味で、この曲は楽しくてさわやかな曲です。ぜひお聴きください」
軽やかなディベルティメントをお楽しみいただいた後は、恒例の「楽器紹介」です。
楽器紹介
チェロの団員が、バイオリンやビオラ、チェロ、コントラバスの説明をします。
「バイオリンは弦楽器の中で一番高い音が出て、主にメロディを担当します」
「ビオラはバイオリンより少し大きくて、バイオリンより全体的に少し低い音が出ます」
「チェロはバイオリンと比べてもだいぶ大きさが違って、チェロは低い音も高い音も出て、メロディも伴奏も担当します」
「コントラバスは弦楽器の中で一番低い音が出て、主に伴奏を担当します」
それぞれの楽器の団員が曲の1~2フレーズを弾きました。
私もつい聞き入ってしまい、数人写真を撮りのがしてしまいました・・・!
ご利用者の皆さまにも楽しんでいただけたようです!
クイズの時間!
続いては、弦楽器にまつわる「クイズ」です!
バイオリンの団員が担当します。
「風琴」「堤琴」「洋琴」と書かれた紙を、ご利用者さまにお見せします。
「この中で、日本語で『バイオリン』を表しているのはどれでしょう」
というクイズです。
「あ、知らない」と私も思ったのですが・・・
正解は「堤琴」でした!
ちなみに「風琴」はオルガン、「洋琴」はピアノだそうです!
何人かのご利用者さまが正解していました!
とてもいいお勉強になりました。
演奏
演奏に戻ります。
「弓を使わず、弦を指ではじくピッチカートという奏法で演奏します。『プリンクプランクプルンク』です。
お聴きください」
団員から曲紹介があり、演奏が始まりました。
軽やかなこの曲はいつ聴いても楽しい気持ちになります。
続いて・・・
「ピッチカートでした。普通に弾いたときとはまた違った音色を楽しめたのではないでしょうか。続いては魔女の宅急便の『風の丘』です。哀愁漂う曲をぜひお聴きください」
団員の紹介のとおり、「風の丘」は哀愁を帯びた、ちょっと切なくなるような曲です。
ご利用者の皆さまも聞き入ってくれているようでした。
みんなで歌おう!
続いては、「みんなで歌おう!」の時間です。
声楽を学ぶコントラバスの団員と会場の皆さまで歌を歌います。
曲目は「うみ」「われは海の子」「夏の思い出」です。
「うみ」は昭和16年に文部省から発表された文部省唱歌、「われは海の子」も明治43年、文部省「尋常小学読本唱歌」で発表された歌で、「夏の思い出」は昭和24年にNHKのラジオ番組で発表され、多くの日本人の心をとらえた曲です。
夏や海といった、今の季節にふさわしい曲を皆で歌います。
1曲目は「うみ」です。
素晴らしい団員の声に、ご利用者さまの声が重なります。
会場が何かあたたかいものに包まれていくようです。
「皆さんとてもお上手ですよね!」
続いて「われは海の子」、最後に「夏の思い出」を歌いました。
「元気よく歌っていただいてとてもうれしく思います!」
どの曲もとてもなつかしく、この曲を歌うことができる私たちはみな同じ日本人なんだな、と思います。
会場の皆さんの心が一つになっているせいでしょうか。会場には歌声が響いているのに、
どこか静けさを感じさせるような、不思議な空間でした。
「彼女の歌に驚かれたと思います」と青木トレーナー。
歌を歌った団員が声楽を学んでいること、ピアノはバイオリンの団員やチェロの団員が演奏したことが伝えられました。
皆、いろいろなことができるのですね!
演奏
こうしてステキな時間が終わり、曲の演奏に戻ります!
後半にお送りしたのは「ドレミの歌」「カノン」「パイレーツオブカリビアン」です。
あまりにも有名で、楽しい気持ちになる「ドレミの歌」、やさしい「カノン」、勇ましい「パイレーツオブカリビアン」の3曲を演奏しました。
会場の皆さまにも楽しんでいただき、この日のプログラムを終えた団員たちでしたが・・・
アンコールと終演
やはり、私たちはアンコールがないと終われません!
ということで、アンコールをありがたくいただきました!
演奏したのは「ラデツキー行進曲」です。
皆さまに手拍子を打っていただき、楽しくこの日の演奏を終えることができました。
バイオリンの団員により、来年3月に行われる浦安ユースオーケストラの告知が行われ・・・
最後に、とてもうれしいことに、ご利用者さまが私たちへと、お礼を手渡してくださいました。
ありがとうございます!
会場があたたかい空気に包まれました。
皆さまに温かい拍手をいただき、団員たちは会場をあとにしました。
「舞浜倶楽部 浦安フォーラム」の皆さま、ご利用者の皆さま、そして今回の出演にご尽力いただいた皆さまに、この場を借りて心よりお礼を申し上げます。
また私たち浦安ユースオーケストラをおよびいただけたら嬉しいです!
団員たちの感想
無事出演を終えた団員たちが戻ってきました。
出演を終えた団員たちからは、
「不安はあったけれど、無事に終わることができてよかった」
「合宿との調整で思ったように練習できなかったけれど、いい演奏ができたかなと思います」
などの声が聞かれました。
学業で忙しい中、なんとか時間をつくり、この日のために団員たちは公民館などに集まって練習してきました。
皆さまのまえでとてもいい演奏ができて、満足だったようです!
最後に、
「こちらの出演が決まったのが先月末で、その後の8月11日のイベントもあり、今回の出演の練習をする機会がなかなかとれず、公民館などで練習してきましたね。プログラムも団員さんが作ってくれて皆さんいろいろと準備も大変だったと思いますが、今日の出演は演奏、トーク、クイズ、歌、と盛りだくさんのプログラムでとてもよかったと思います!」
事務局の方にもねぎらっていただき、団員たちにとって今回の出演が次への活力となったようです。
今回の出演も、とても充実したものとなりました。
ユースの出演にご尽力いただいた舞浜倶楽部 浦安フォーラムの皆さまにあらためてお礼を申し上げます。
浦安ユースオーケストラは地域の方々ともに成長し、これからも素敵な音楽を皆さまにお届けしたいと思っております。
引き続きあたたかい応援を、どうぞよろしくお願いいたします!
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